【高年齢労働者処遇改善促進助成金】

60歳から64歳までの労働者の処遇改善のため、賃金規程や賃金テーブルを見直し、
増額改定を行う事業主が受けられる助成金です。令和５年は要件が少し緩和されます。

【ポイント】

①賃金改定予定日の前日までに、賃金規程等の改定計画書の認定を受けておく。
60歳時点と比較して75％以上に増額が必要。

②改定前の賃金規程等を6か月以上運用していたこと。

③改定後の賃金規程等を6か月以上運用していたこと。

④増額前後の高年齢雇用継続基本給付金が減少していること。

※高年齢雇用継続給付金とは、60歳以上65歳未満の従業員に支給される給付金です。
高年齢雇用継続給付金は、従業員の60歳到達時点とそれ以降の収入を比較し、
60歳到達時点の75％未満となっていた場合に支給されます。
賃金が増額されれば、当該給付金は減少します。

【助成額等】

増額前後の高年齢雇用継続基本給付金の差額×3分の2（中小企業の場合）

不正受給の対応が厳格化しています。正しく申請を行うようご注意ください。

★上記給付金を検討されている場合はぜひご相談下さい。
実施要件、支給要件等の詳細につきまして、ご案内させていただきます。

★ ご相談は　社会保険労務士法人ＳＯＰＨＩＡ　まで