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知得情報 ! 助成金情報 ~第165回~ 令和7年度版 厚生労働省の「賃上げ」支援助成金パッケージ

厚生労働省「賃上げ支援助成金パッケージ」では、物価高騰や人手不足に対応し、
企業の賃上げを支援するため、複数の助成金制度を組み合わせて制度が拡充されました。

1.業務改善助成金:設備投資とセットで賃上げを支援
中小企業が事業場内最低賃金を30~90円引き上げ、生産性向上につながる設備投資を行う
ことで、最大600万円まで助成。今年度から申請期間に期限が設けられました。

2.キャリアアップ助成金:非正規雇用労働者の処遇改善
賃金規定等改定コース:賃上げ率に応じた4区分(3~6%以上)を新たに設定、
1人あたり最大7万円まで助成。非正規雇用労働者の賃上げ・昇給制度導入等を支援します。
短時間労働者労働時間延長支援コース(7月施行予定):既存の「社会保険適用時処遇改善
コース」の拡充施策として、労働時間の延長や賃金の増加によって労働者の収入を向上
させる取り組みを支援。小規模企業て最大75万円の助成を予定しています。

3.人材確保等支援助成金:雇用管理改善と賃上げの一体化
制度導入や機器導入などの雇用管理改善を行い、かつ離職率を低下させた企業に
最大287.5万円を助成。「人事評価改善等助成コース」を統合し、使い勝手が向上しました。

4.働き方改革推進支援助成金:労働時間削減に伴う賃上げ対応
労働時間削減や有給休暇取得推進に取り組む中小企業が設備投資を通じて改善の成果を
出した場合に最大550万円の助成。賃上げによる加算もあります。

5.人材開発支援助成金:訓練後の賃上げに連動
職業訓練に対して支給。賃金助成額の引き上げとともに訓練後に賃上げを行った場合の
助成額も引上げ。OFF-JT・OJTの両方に対応し、人材育成と処遇改善を一体的に支援。

6.早期再就職支援等助成金:雇い入れ時の賃上げ支援
離職を余儀なくされる労働者の早期再就職支援プラス賃上げや、中途採用率の向上、
45歳以上の採用率拡大など幅広い年代層に対応した支援制度です。

 

不正受給の対応が厳格化しています。正しく申請を行うようご注意ください。
★上記給付金を検討されている場合はぜひご相談下さい。
実施要件、支給要件等の詳細につきまして、ご案内させていただきます。
★ ご相談は 社会保険労務士法人SOPHIA まで